森永康平氏、父・森永卓郎さんとの最後の会話「『じゃあ帰るね』に『ありがとね』」

[2025/01/29 17:41]

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経済アナリストの森永康平氏が29日、文化放送「おはよう寺ちゃん」に出演。28日に死去した父で経済アナリストの森永卓郎さんについて言及した。

康平氏は、父の死去の翌日とあり、当初番組スタッフから欠席を打診されたというが、「親父も亡くなる数時間前まで、隣の局ですけど電話で出ようとしていたくらいなので、それを見ている立場からすると『つらいから出ません』というのもない」と出演を決めたと説明。出演冒頭では「週の半ばだし、朝早くから暗い話題を聞かされても嫌だろうなと思うので、これくらいでいいかな」と話すにとどめた。

番組の後半では、司会者から親子の関係性を聞かれると、「子どものときは親父が家にいなかった。あまり親子っぽい子ども時代を過ごしていない」としながら、「同じような仕事をするようになってから一緒になる機会が多かったので、いわゆる一般的な家庭の逆。大人になってからのほうが一緒にいる時間が長かった」と話した。

父と交わした最後の会話も紹介。康平氏は、「日曜日(26日)に虫の知らせというか、もともと(実家に)帰る予定はなかったけど、何か帰った方がいいかなと思って帰って会った」と明かし、「多少は会話したけど、ずっといても治るものでもないし、僕は仕事があったので『じゃあ帰るね』と言って、『ありがとね』って言われたのがちゃんとした会話でいうと最後。最後の言葉としては、良い言葉だったのかなと思う」と振り返った。

※写真は森永卓郎さん

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