豊昇龍、横綱昇進「もっと相撲が好きになった」 伸び盛りの25歳は「優勝の回数を2桁に」と角界引っ張る【大相撲】(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース

横綱昇進の伝達式後、記者会見する豊昇龍

日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で春場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、大関豊昇龍(25)=立浪=の第74代横綱昇進を正式決定した。豊昇龍は東京都台東区の立浪部屋での昇進伝達式で、大関昇進時と同じ「気魄一閃(いっせん)」という言葉で決意表明。目標に2桁優勝を掲げた。31日の東京・明治神宮での奉納土俵入りが、新横綱として初の公の場となる。 ◆豊昇龍、”原点”の稽古場で砂まみれになった関脇時代【写真】 土俵上と変わらない厳しい表情で昇進伝達式を終えた豊昇龍が、使者の境川理事(元小結両国)と握手し、ようやく笑顔になった。注目の口上は「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃の精神で精進致します」。自ら希望して大関昇進時と同じ言葉を選んだ。 「何が起きても、力強く立ち向かう。自分にとっては一番、いいかなと思って。けがとかがあっても、言い訳できないじゃないですか」 気魄一閃に続く言葉が、大関昇進時の「努力」から「精進」に変わった。番付の頂点に立ってなお、さらなる高みを目指す決意を込めた。 「よく分かったっすね」と上機嫌の新横綱は、師匠の立浪親方(元小結旭豊)と相談した上で、当日変更したと明かした。決めた師匠は「横綱としてより一層、頑張ってもらおうという意味。新たな挑戦として」と背中を押した。 運命的な晴れ舞台となった。ちょうど22年前の2003年1月29日、叔父の元横綱朝青龍が横綱に昇進。優勝25回の偉大な叔父も、口上で大関昇進時の「一生懸命」を続けて使った。 「横綱に上がっても、おじさんの名前は僕から離れないと思いますよ」と苦笑いの豊昇龍だったが、叔父絡みの質問を嫌がった姿は、もうない。比較されることを「自信になりました」と言い切った。28日には叔父に電話で昇進を報告。「強くなったな」と褒めてもらった。 新横綱として「とりあえず、優勝の回数を2桁にしたい」と宣言。現在は2回。ここから8度、賜杯を抱けば初場所中に現役引退した元横綱の照ノ富士親方に並ぶ。 番付を上り詰め「もっと相撲が好きになった」と豊昇龍。一人横綱のバトンを受け、伸び盛りの25歳が角界を引っ張っていく。

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