マツダのエンブレム、28年ぶり変更

マツダが、自動車の車体に付けるエンブレムを28年ぶりに変更することがわかった。現在の形を踏襲しつつ、シンプルなデザインに変える。脱炭素の流れが強まる中、自動車業界は「100年に1度」の変革期にあるとされ、変革に挑む姿勢を印象づける狙いがあるとみられる。今後、発売する車種に採用していく。

新たなエンブレム

新たなエンブレムは、社名の頭文字の「M」を 楕円(だえん) で囲んだ現行の形は変えず、立体感を抑えた平面的なデザインとなる。現行のエンブレムは1997年から使われている。

現在のエンブレム

企業ロゴも同じデザインに変える模様だ。簡素化することで、スマートフォンのような小さな画面でも、ウェブサイトに表示されるロゴを識別しやすくなる効果がある。

自動車業界は脱炭素への対応や自動運転技術の開発を巡り、競争が激しくなっている。

こうした中、エンブレムを変える動きが相次いでおり、独フォルクスワーゲンや独BMW、日産自動車なども、新たなデザインに切り替えている。

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