ビンタをする誠(右)とダイスケ
BreakingDown14.5(25日、東京都内)第5試合は「BreakingSLAP」。〝大阪喧嘩自慢〟のダイスケと〝北九州の喧嘩師〟こと誠が対戦。誠が3発目に強烈なビンタをダイスケに食らわせ、3-0で判定勝ちを収めた。
「Breaking SLAP」は1対1で選手が対峙し、順番にビンタを相手に食らわせ競い合うルール。最長で互いに3回平手打ちをできる形式で、コイントスでディフェンダー(受け手)とストライカー(平手をする)を決め。まずダイスケがディフェンダーを選んだ。誠は2回目のディフェンダーで事前に体を動かしファウルを取られたが、3発目に強烈なビンタを放ち、ダイスケの体がぐらいつき、誠が判定でブレイキングダウン初勝利。マイクを手にすると、「本戦で通常の試合がしたいので、強いやつがいればお願いします」と先を見据えた。
一方、ダイスケは昨年3月に恐喝容疑で逮捕され、ブレイキングダウンから〝出禁状態〟だったが、ボランティアを重ね、約1年ぶりの参戦。しかし、前日24日に〝大阪喧嘩自慢〟の監督を務める瓜田と対戦するイエスを喫煙所で暴行し、負傷させていた。
試合後、ダイスケは〝大宮喧嘩自慢〟のメカ君に「ただの不良は戻ってくるな。くさった根性を叩き直してやる」とリングで苦言を呈され、ベアナックル(素手での殴り合い)の試合を申し込まれた。