小栗旬&松下洸平
2026年放送の仲野太賀主演によるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の新たな出演者が発表され、小栗旬が織田信長役、松下洸平が徳川家康役に決定。信長の妹・お市に宮崎あおい(※崎=たつさき)、明智光秀に要潤、前田利家に大東駿介、浅井長政に中島歩、柴田勝家に山口馬木也がふんすることが明らかになった。
大河ドラマ第65作となる本作は、戦国時代を舞台に、豊臣秀吉の補佐役となる主人公・豊臣秀長が、兄と強いきずなで天下統一という偉業を成し遂げるさまを描き出す。脚本をドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの八津弘幸が務める。キャストは、主人公・秀長を仲野太賀、兄・秀吉を池松壮亮、秀長の幼なじみ・直(なお)を永野芽郁、秀吉の正妻・寧々(ねね)を浜辺美波、秀長の正妻・慶(ちか)を吉岡里帆が演じることが発表されている。
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2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の北条義時役で主演を務めた小栗は10作目、「どうする家康」(2023年・南光坊天海役)以来3年ぶりの大河。本作では信長・と妹のお市が、豊臣兄弟と対をなす「兄妹」として描かれる。小栗は、本作の信長像の印象について、「序盤の台本を読みましたが、信長の説明の文言にもあるように『孤高のカリスマ』というような描かれ方をしていて、かっこいい男に描かれているなと思いました」と明かしている。
松下にとって大河出演は昨年放送の「光る君へ」(宋の見習い医師・周明役)に続いて2度目、2年ぶり。松下は「「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥(ほととぎす)」という言葉で示される徳川家康の人間性は、一見すると、民衆の言葉を聞きながら和平に努め、時代や地位に翻弄された数奇な印象もあります。けれど、日本史の中で最も有名な武将の一人であることは間違いないですし、そこに登り詰めるまでの過程には冷酷さや、残忍な面も多くあったのではないかと思います」と語り、「ただ待つだけではない、狂乱の時代を生き抜いた多面的で、ゴツゴツとした家康を演じることができればと思います」と意気込む。
信長の妹・お市を演じる宮崎は3作目、主演を務めた「篤姫」以来18年ぶりの大河出演。「さまざまな作品でお市の方は描かれてきましたが、この「豊臣兄弟!」の中でどのようなお市を演じられるか、私自身まだ想像が追いついていないというのが正直なところです。これから、衣装などが決まり脚本が出来上がってくる中で共演者の皆さんとセリフを交わしながら膨らませていく過程がとても楽しみです」とコメント。
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信長の家臣・明智光秀を演じる要潤は4作目、「青天を衝け」(2021年)以来約5年ぶり。大河ドラマ「麒麟がくる」(2020)の主人公として描かれた光秀。要は「とても光栄でした。大河ドラマでもしっかりと描かれて来た人物ですので、これまでに先人の皆様が演じて来た役者魂をしっかりと受け継いで全力で演じていきたいと思います」と意気込み。
秀吉の生涯の友であり出世争いのライバルとなる前田利家役の大東駿介は4作目、「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年)以来7年ぶり。大東は「利家は歴史上の人物の中でも、個人的にゾクゾクするような凄いエピソードがたくさんあり、こんな男になりたい…! と思う人物です。畏れ多いですが、役者人生の中でこの身体を使って利家を体現出来ることに興奮しました」と利家を演じる喜びを語る。
義兄・信長に反旗を翻す浅井長政(あざい・ながまさ)役の中島歩は、「青天を衝け」(2021年・徳川慶篤役)以来5年ぶり、2作目。中島は「浅井長政については読み方をずっと「あさい」長政だと思っていたほど無知だったので調べてみると、想像を絶する境遇に直面した人物でした」といい、「今回の目標は、浅井長政を「歴史上の人物」としてではなく、血の通った一人の人間として表現することです」とも。
豊臣兄弟に立ちはだかる柴田勝家を演じる山口馬木也は5作目、「鎌倉殿の13人」(2022年・山内首藤経俊役)以来、4年ぶり。「大河ドラマの出演はこれで5回目となりますが、参加出来る事自体が大変名誉な事だと思いますし、その中で自身にとっても憧れの武将の1人柴田勝家を演じることが出来る事に興奮してます」としている。(編集部・石井百合子)
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吹き替えキャスト陣!
女優の高畑充希が3日、グランドプリンスホテル新高輪で行われた『ウィキッド ふたりの魔女』日本語吹き替え版キャスト会見に出席、シンシア・エリヴォの大ファンだということで、本作のオファーに感激の表情を見せた。この日は同じく吹き替え版キャストの清水美依紗(グリンダ役)、海宝直人(フィエロ役)、田村芽実(ネッサローズ役)、入野自由(ボック役)、kemio(ファニー役)、塩田朋子(マダム・モリブル役)も来場した。
おとぎの国オズを舞台に、二人の魔女の友情を描いた人気ミュージカルを映画化した本作は、『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督が、エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシアと、グラミー賞の常連アーティストのアリアナ・グランデを主演に迎えたミュージカル超大作。
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もともとミュージカル版「ウィキッド」の大ファンだったという高畑は、シンシア演じる主人公エルファバの吹き替えを担当することになり「感動でした」としみじみ。「まさか自分がエルファバを演じられる日がくるなんて。数年前は想像もしていなかったですし、そして何よりわたし自身がシンシアさんの大ファンなんです。日本でもコンサートをされていた時も見に行ったこともあったので、シンシアさんの映像に声を当てられるなんて、感慨深すぎてどうしようという状態でした」と感激した様子で語った。
さらに本作について「長く愛されている作品だけあって、楽曲がどれもすばらしい。吹き替えの際は、1日に何度も同じ曲を歌ったりするんですが、何回聴いてもブースにいくのが楽しみな毎日でした。本当に楽しかったですし、しあわせを感じておりました」としみじみ付け加えた。
劇中では、性格も魔法の才能も正反対なエルファバとグリンダが偶然ルームメイトになるというくだりがあるが、そのシーンにちなんでエルファバを吹き替えた高畑と、グリンダを吹き替えた清水に「ルームメイトになったらお互いに伝えておきたいマイルール」について教え合うというひと幕も。それには高畑が「急に電池が切れます。急に一点を見つめて、ボーッとしだす時があります。そんな時は、ぜひ心配しないでそっとしておいてくれれば、そのうち元気になると思います」と自身のマイルールを説明。
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一方の清水からは「わたしは犬を飼っているので、アレルギーじゃなければ飼ってもいいですか?」と質問が。それには高畑が「実はわたし犬アレルギーなんです」と明かして会場は大笑い、「でも実家でも犬を飼っています。アレルギー薬を飲んで愛でるくらい好きです。あとうちは猫がいるので、犬と猫の同居になります」と笑顔を見せた。
また友情を深めていくうちに、本当の自分に気付いていくエルファバとグリンダにちなみ、「まだあまり世に知られていない本当の自分は?」という質問も。それについて、高畑は「わたしは本当に素になるとコテコテの関西人です。ずっと関西弁ですし、ずっとボケてツッコんでます。でも東京に来てから長いので、『大阪生まれなの?』と驚かれることも多いんですが、気質が根本的に関西人です」と明かした。清水が「わたしも三重出身で、関西弁に近い三重弁をしゃべるので、一度しゃべってみたいです」と返すと、高畑も「ルームシェアをするとうまくいくかもしれないですね」と笑いあっていた。
そして最後に「ついに日本でも『ウィキッド』が見られるようになります」と語りかけた高畑は、「ひと足先に観させていただきましたが、正直見終わった後は開いた口がふさがらなかったです。ミュージカル版は迫力を感じられるのですが、細かい表情までは見えなかったです。でも、映像になると舞台とは違った魅力に気がつくことができます。ぜひ、皆さんにも映画館で体感していただけたら」と呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
『ウィキッド ふたりの魔女』は3月7日より全国公開
映画『ウィキッド ふたりの魔女』吹替版本予告<3月7日(金)より、全国ロードショー!> » 動画の詳細
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M3GAN 2.0 | Official Teaser » 動画の詳細
最新AIを搭載した少女型アンドロイドの暴走を描くヒットホラー『M3GAN/ミーガン』の続編となる『ミーガン2.0(原題) / M3GAN 2.0』のティザー映像が、米ユニバーサル・ピクチャーズのYouTubeチャンネルで公開。続編のあらすじも明かされた。
ミーガンは、子供にとって最高の友達であり、親にとって最大の協力者となるようにプログラムされた、人間のような見た目のAI人形。前作『M3GAN/ミーガン』では、事故で両親を失った姪のケイディ(ヴァイオレット・マッグロウ)を引き取った玩具メーカーの研究者ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)が彼女に与えた、研究段階のミーガンが暴走する姿を描いた。
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映像には、少し大人びた印象のミーガンが登場し、前作でネットミーム化した、キモかわダンスも披露。「待ってた?」と観客にウィンクを飛ばす姿が収められている。
米ユニバーサルによると「2023年にポップカルチャーを魅了した殺人人形が帰ってきた。そして今回の彼女は一人ではありません」とのこと。あらすじによると、前作の惨劇の後、ミーガンの生みの親であるジェマは、AIの政府監視を提唱する著名な作家としての地位を築いている。一方で、ジェマの姪であるケイディはティーンエイジャーに成長し、ジェマの過保護なルールに反発する日々を送っていた。そんななか、彼女たちの知らぬ間にミーガンの基礎技術が盗まれ、大手防衛企業によって殺人スパイ兵器アメリア(イヴァンナ・ザクノ)が開発されてしまう。アメリアの自己認識が高まるにつれて、彼女は人間からの命令や所有されることに対する興味を失っていく。
前作に引き続き『ソウ』シリーズのジェームズ・ワンと、ブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムが製作に名を連ね、ジェラード・ジョンストーンが監督を務める。全米公開は6月27日予定。
また、『ミーガン』のスピンオフ映画『ソウルメイト(原題) / Soulm8te』の製作も決定しており、こちらは妻を亡くした男性が、喪失感を埋めるために開発したラブロボットが、狂気の殺人マシーンに変貌してしまう官能スリラーになるとのこと。こちらは2026年1月2日の全米公開を予定している。(編集部・入倉功一)
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『エミリア・ペレス』日本版ポスター – (C)2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHE FILMS – FRANCE 2 CINEMA COPYRIGHT PHOTO:(C)Shanna Besson
第97回アカデミー賞で作品賞をはじめとする最多12部門13ノミネートを獲得したメキシコが舞台のミュージカルスリラー『エミリア・ペレス』(3月28日公開)より、日本版ポスタービジュアルが公開され、併せて、アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にノミネートされたカルラ・ソフィア・ガスコン、ゾーイ・サルダナのコメントが発表された。
【画像】華やか!女優賞を受賞したカンヌ映画祭でのカルラ&ゾーイ
本作は、本当の自分になりたいと願い女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿を、名匠ジャック・オーディアール監督がミュージカル仕立てで描いた全く新しい異色の感動作。主演を、トランスジェンダー女性として史上初のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたカルラが務め、ゾーイや、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パスらが共演した。
公開された日本版ポスタービジュアルでは、かつて“最恐の麻薬王・マニタス”として生き、新しく女性としての人生を歩み始めた主人公エミリア・ペレスを中心に、人種や性別で実力を評価されずにきた弁護士のリタ、自分を抑え妻として母として生きてきたジェシーという、エミリアとの出会いで、それぞれの運命が大きく動いていく3人の女性が大きく映し出され、その中心には、銃と華やかな花々で聖母を思わせるアイコンが施され、その周りをネオンが彩るという、罪と救済、愛と憎しみ、希望と運命が交錯する本作のテーマを想起させるビジュアルに仕上がっている。
また、最多ノミネーションとなった本年度アカデミー賞について、カルラは「一晩中眠れなかったです。なんという幻想、なんという名誉、なんという愛。9ヶ月のプロモーションと2年間の仕事の集大成で、充実感を感じています」とコメント。ゾーイも「このたびのノミネート、本当に光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。選んでくださり、心からありがとうございます。才能あふれる皆さんとご一緒できることにとても興奮しています。『エミリア・ペレス』は愛を込めて作られた作品です。アカデミーの皆さん、そして作品を評価してくださったすべての方々に感謝します。ジャック!!BINGO!」と喜びの声を寄せている。(高橋理久)
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ついに1位に輝いた『366日』。
1月31日から2月2日までの週末映画動員ランキングが3日に興行通信社より発表され、HYの名曲「366日」をモチーフにしたオリジナル映画『366日』が公開から4週目で首位の座に上り詰めた。
今週のランキングで目を引いたのは、赤楚衛二が主演し、上白石萌歌がヒロインを務める『366日』。沖縄と東京を舞台に、一組の男女の時を超えた恋愛模様を描いたラブストーリー。1月10日より公開された本作は、公開後から口コミで人気が広がり、週を追うごとにランクアップしていた。現在、累計成績は動員106万人、興収13億円を記録している。
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そのほか、先週7位だった『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』も2位にジャンプアップし、累計成績は動員141万人、興収20億円を突破した。10位の『モアナと伝説の海2』は、累計成績は動員378万人、興収50億円となり、前作越えも目前だ。
初登場したのは、8位の陽東太郎のコミックを実写化した『遺書、公開。』。「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の吉野北人ほか、宮世琉弥、志田彩良、松井奏、高石あかり、堀未央奈らが出演している。さらに、不朽の名作漫画「ベルサイユのばら」の完全新作となる劇場アニメ『ベルサイユのばら』も9位にランクインした。
今週は松たか子と松村北斗(SixTONES)が共演する『ファーストキス 1ST KISS』、神尾楓珠と桜田ひより共演の『大きな玉ねぎの下で』、阿部寛が主演を務める『ショウタイムセブン』、綾瀬はるかと柄本佑らが日本語吹き替えを担当するドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』など、話題作が公開される。(今井優)
2025年1月31日~2月2日の全国映画動員ランキングトップ10
1(2)『366日』:4週目
2(1)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』:3週目 3(7)『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』:7週目
4(4)『はたらく細胞』:8週目
5(3)『グランメゾン・パリ』:5週目
6(2)『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』:3週目
7(6)『アンダーニンジャ』:2週目 8(初)『遺書、公開。』:1週目 9(初)『ベルサイユのばら』:1週目
10(8)『モアナと伝説の海2』:9週目
※()内は先週の順位/興行通信社調べ
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『メメント』でのガイ・ピアース – IFC Films / Photofest / ゲッティ イメージズ
映画『ブルータリスト』(2月21日に日本公開)で自身初となるアカデミー賞ノミネートを果たしたガイ・ピアースが、クリストファー・ノーラン監督の出世作『メメント』(2000)での自身の演技について率直な意見を述べた。
『メメント』は、たった10分程度しか記憶を維持できなくなってしまった男(ガイ)が最愛の妻を殺した犯人を追う姿を描いたサスペンス。最初に結末を示してから時間軸を逆行する形で展開するストーリーは映画ファンの心をつかみ、ノーラン監督の名を一躍世に知らしめた作品だ。ガイの演技もファンからは高く評価されているが、公開25周年記念のQ&Aを行うために同作を見直したガイは自身の演技を嫌悪したと The Sunday Times に明かす。
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「この間、『メメント』を観たのだが、今も落ち込んでいる。僕はあの映画の中でクソだった。今までそういう風に思ったことはなかったが、Q&Aのためにもう一度観てみたら、自分の演技が本当に嫌だった」とこぼしたガイ。昨年12月には、『メメント』以来ノーラン監督と仕事ができていないのは、長年ノーラン監督と組んできたワーナー・ブラザースに彼の演技を嫌っているエグゼクティブがいるからだと Vanity Fair に語っていたが(※そのエグゼクティブは、ガイのエージェントに直接「自分にはガイ・ピアースの良さがわからないし、これからも決して理解できないし、今後ガイ・ピアースを雇うことはない」と言ったのだそう)、今回、その考えを改めたのだという。
「だから“あるエグゼクティブのせいでクリス(ノーラン監督)と仕事ができなかった”という考えは、音を立てて崩れ落ちたよ。どうしてクリスとまた仕事ができなかったのか今ならわかる。僕が『メメント』でまるでダメだったからだ」
「軽薄な態度の演技にしようとしたんだが、それが間違いだった。ジョン・ギールグッド(イギリスの俳優・演出家)はかつて『俳優は良い映画では良い演技ができ、悪い映画でも良い演技はでき、悪い映画で演技も悪いということもある。だが絶対に“いい映画で演技が悪い”ということはあり得ない』と言っていた。だけど、僕は良い映画でダメな演技だった。クソ!」
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ガイはノーラン監督も同意すると思っているため、この考えを彼に共有したりはしていないとのこと。「面白いよね、『メメント』でアカデミー賞にノミネートされるべきだったと言ってくれる人もいるけれど、今はなぜ自分がノミネートされなかったかわかる。『L.A.コンフィデンシャル』(1997)での演技は今も気に入っているけれど、『メメント』での演技は黒板を爪でひっかくみたいに我慢できない。『ネイバーズ(原題) / Neighbours』(ガイの最初の出演作。オーストラリアのソープドラマ)での僕の演技が10点中2点だとしたら、『メメント』のは5点だな」と自己評価していた。(編集部・市川遥)
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トリオの掛け合いも見どころになる?「御上先生」の神崎・富永・次元 – (C)TBS
松坂桃李主演の日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第3話が2日に放送。主人公・御上孝(松坂)が担任を務める、私立隣徳学院3年2組の生徒、神崎拓斗(奥平大兼)、富永蒼(蒔田彩珠)、次元賢太(窪塚愛流)が協力関係を結ぶ、トリオ結成の展開がX(旧Twitter)でも反響を呼んだ。(ネタバレ注意。以下、第3話までの内容に触れています)
【画像】わちゃわちゃな3人がキュート!「御上先生」第3話場面写真【ネタバレあり】
「御上先生」は、私立高校に教師として赴任した東大卒のエリート文部科学省官僚が、18歳の高校生たちを導きながら、腐敗した大人の権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。子どもたちが生きる「学校」と、大人たちがもがく「省庁」を中心に、国家公務員採用試験会場で起こった殺人事件と隣徳学院、そして、御上の過去をめぐる物語が展開する。
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前回のラストで、殺人犯・真山弓弦(堀田真由)に面会した御上(松坂)。彼女に向けて、事件が社会に及ぼした影響を語る御上だが「君を裁くためにきたわけじゃない」と言うだけで、その真意ははっきりとせず「また来る」とその場を立ち去る。一方の神崎は、自分が書いた不倫記事の先にある真実をもとめて、元教師で弓弦の母である冴島(常盤貴子)に食い下がるのだが……という展開が描かれた。
劇中、これまで神崎のことを気にかけていた次元は、「情報が手に入った」と声をかけて半ば強引に神崎を自宅に招く。最新情報機器に「ルパン三世」グッズが並んだ自分の部屋と、オリジナル人工知能「LUPIN AI」を披露した次元は、検察官を目指す勉強のために自分を助手にしてくれと申し出る。
最初は「必要ない」と断る神崎だったが、2人に付いてきていた幼なじみ・富永(蒔田)のアシストもあり、次元が入手したという“とんでもない画像”を見せることと引き換えに助手になることを了承する。
2人を渋々ながら受け入れる神崎と、どこか危なっかしい神崎を心配する富永、そして、人懐っこい愛されキャラの次元。社交的な2人に、喜怒哀楽を表に出さない神崎が強引に振り回されるような”トリオ”の関係に、Xでは視聴者から「富永と次元に翻弄される神崎可愛いんだが?」「この3人組いいな 楽しい(笑) 」「この三人衆かわいいな~」「次元、神崎、富永の3人めちゃくちゃ好き笑」などの声が。日曜劇場らしい重厚なトーンの本作なだけに、3人の間に流れる和やかな時間に「御上先生の中でこの3人でいる空間が1番平和な時間」という声もあがっていた。(西村重人)
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映画を観ると似てる! 重岡大毅と笑福亭鶴瓶
笑福亭鶴瓶が3日、都内で行われた主演映画『35年目のラブレター』(3月7日公開)のお披露目試写会に、重岡大毅(WEST.)と共に登壇。主人公の現在と35年前を演じる二人の見た目は明らかに違うが、試写を観た人からは「似てる」「違和感ない」という声もあがっていることが明かされた。この日は、原田知世、上白石萌音、安田顕、くわばたりえ、塚本連平監督も来場した。
本作は、一通のラブレターをめぐる夫婦の実話を映像化したドラマ。戦時中に生まれた主人公・西畑保(鶴瓶)は、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に成長した。そんな保はある日、自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(原田)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。
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笑顔で登壇した鶴瓶は「すっごいいい映画なので最後まで楽しんでいただきたいと思います」とあいさつ。主人公・保の若かりし頃を演じる重岡が隣にいたため、眼鏡をはずして同一人物役であることをアピールし、会場の笑いも誘う。
くわばたは、鶴瓶と重岡のキャスティングについて「いい加減にしてくれと思ったんですよ。若い頃(の保)はお目目パッチリで、(年を重ねる間に)何があったのかなと思った」と率直な意見を述べつつも、「みなさん、あら不思議! 何の違和感もないんですよ。映画を連続で観ていただけるとわかるんです」と驚きをコメント。「重岡くんは、すごいお芝居が上手」とも称賛し、「人を顔で判断しないでください! というメッセージも含まれている映画になっています」と最後までジョークを交えて呼びかけた。
鶴瓶は「演じられてよかったですよ。なぁ」と重岡を見ながら、「こんな顔ちゃうよ、俺」と苦笑い。重岡は「はい、ありがとうございました」と同役を演じられたことに感謝を伝え、「映画を観られた方から俺もめっちゃ言われます。『似てる』って」と明かすが、「嬉しさと複雑さ半々です」と本音もぶっちゃけ、会場の笑いをさらった。(錦怜那)
映画『35年目のラブレター』予告|3月7日(金)全国公開 » 動画の詳細
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『35年目のラブレター』主人公の過去と現在を演じた重岡大毅と重岡大毅
重岡大毅(WEST.)が3日、都内で行われた映画『35年目のラブレター』(3月7日公開)の試写会に登壇し、今年からチャレンジしていることを明かした。この日は、笑福亭鶴瓶、原田知世、上白石萌音、安田顕、くわばたりえ、塚本連平監督も来場した。
【画像】上白石萌音、シックなドレスで登壇『35年目のラブレター』試写会フォトギャラリー
本作は、一通のラブレターをめぐる夫婦の実話を映像化したドラマ。戦時中に生まれた主人公・西畑保(鶴瓶)は、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に成長した。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(原田)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。
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保の新しい挑戦を描く作品にちなみ、今年チャレンジしたいことを問われた重岡は「今年から始めているんですけど、毎朝冷たいシャワーを浴びています。コールドシャワーって言うんですけど、朝からシャキッとしたくて」と返答。「年に1、2回、風邪をひいちゃうんですけど、それをすると免疫が上がると先輩から聞いたので毎朝やっています」と明かすが、「でも、たまに嫌すぎて脱衣所で裸で立ち尽くしているときがあります」とリアルな姿も打ち明け笑いを誘う。くわばたから「どこからかけるんですか? 想像はしてませんよ!」と質問されると、重岡は「頭からです、1、2、3、4、5! で」と勢いに任せていることも話していた。
重岡と上白石は西畑夫婦の若かりし頃を演じている。重岡は「皎子さんが上白石さんで本当によかったなと思いました。すごく安心して(演じられました)」と告白。「10年前くらいに共演して、それくらいぶりなんですが、信頼というとアレなんですけども……」と続けると、上白石から「わたしは信頼しています!」と言い切られ、重岡も反射的に「僕もです。うれしいです」と笑顔で応じる。
そして、「本当に(この作品に)出られてよかった。オファーをいただいたとき、『何かをやるときに遅いことはない』というメッセージがささって、この映画を通して伝えたいと思いました。楽しかったよね」と語り、上白石に視線を向ける重岡。上白石も「ね」と返すと「尊敬できる役者さんですので、ご一緒できるのはうれしかったですし、わたしたちが鶴瓶さんと原田さんになる未来へのワクワクも抱きながら撮影を進めました。こんなに温かい映画があることが嬉しいと思いました。早く皆さんに(映画を観て)温まってほしいです」と呼びかけた。(錦怜那)
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邪悪怪人・レポ星人の声を担当する水野美紀
俳優の水野美紀が3日、新宿ピカデリーで行われた『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』の完成披露舞台あいさつに出席し、本作に登場する邪悪怪人・レポ星人の声を担当していることが発表された。この日は、メインキャストの戸塚有輝、金田昇、水谷果穂、西興一朗、監督の辻本貴則も来場し、司会進行をクロコ星人役のアキラ100%が担当した。
【動画】アークvsギルアーク!『ウルトラマンアーク THE MOVIE』本予告
特撮ドラマ「ウルトラマンアーク」の劇場版となる本作。怪獣防災科学調査所「SKIP」の調査員で、ウルトラマンアークに変身して怪獣と戦う飛世ユウマ(戸塚)の前に、宇宙賢者を名乗る男・サスカル(竹中直人)が現れ、時空をゆがめられた超次元の中で、大怪獣や邪悪な宇宙人、そして黒いアークの姿をした謎の巨人・ギルアークとのバトルが展開する。
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イベント中、ウルトラマンアークの変身ポーズを披露することになった戸塚だったが、そこに、どこからともなく「ちょっと待った!」という女性の声が会場に響き渡る。その声の主を探そうと、登壇者たちは周囲を見渡す。さらに「飛世ユウマ、キミの大切なものを借りるよ」と続けた女性の声に、登壇者たちも「この声は……!」と何かを感じ取った様子。すると、水野がステージ袖から登場した。
水野が担当する邪悪怪人・レポ星人 -(c)円谷プロ
本作のポスタービジュアルが公開された際、水野の名前が記されていることが話題となったが、その水野がレポ星人の声を担当していたということで、会場からは大きな拍手が。大スクリーンに映し出されたレポ星人を指差して、「これあたしです!」と明かした水野は、「まだこの枠があったかと思いました。わたしがウルトラマンに参加できるのは。もう戦隊方面をやるのは無理なので。宇宙人の枠がまだあったなと思って。今回参加できてうれしかったです」と笑顔を見せた。
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改めて、この日を迎えた気持ちを質問された水野だったが「でもわたしは声だけで、ものの1時間で終わってしまった。監督がわたしの芝居に興味がなさすぎて」とぶちまけると、辻本監督は「あるある!」と返す。さらに「わたしは家でいろいろなパターンとか、声色とか、プランを立てて持っていったんですけど、いざマイクの前に立って『レポ星人だ!』と言ったら、『はいオッケーです』って。本当ですか? 大丈夫ですか?」と振り返ると、辻本監督はあわてた様子で「さすが、役づくりすげぇなと感動してたんですよ」と反応した。
さらに水野は、「台本にはないんですけど、『ミミミミミミ……』と言ってもらっていいですか? というから『ミミミミミミ……』と言ったら、『はいオッケーです』って。本当ですか? と思いながらも、どう使われるのかも分からないまま『ミミミミミミ……』と言ってましたけど、あっという間に終わってしまった」と収録秘話を明かし、「なので頑張って撮影された皆さんに比べると、思い入れは少ないかもしれない」と軽口をたたいて会場を笑わせた。
ウルトラマンアーク変身にも挑戦!
だが、そうした辻本監督に対する水野の軽口も、過去に『真・女立喰師列伝』や『ハードリベンジ・ミリー』といったアクション作品でタッグを組むなど、気心知れた仲であるからこそ言えたこと。そうした二人のやり取りに、会場は大いに盛り上がった。その後も「せっかく来たので……」ということで、水野が試しにウルトラマンアークの変身ポーズにチャレンジしていた。
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最後に水野は、「あのビジュアルのレポ星人に声を当てるというのは、わたしが一番意外で驚きました。ウルトラマンを苦しめる悪い宇宙人のレボ星人ですが、わたしなりに全力で、喉から血を吐くような思いで全身全霊で演じさせていただきました。どうか宣伝していただいて、この映画の輪がどんどん広がるように力を貸してください」と会場に呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)
『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』は2月21日全国公開
【最新予告】『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』2025年2月21日(金)全国ロードショー! » 動画の詳細
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【TVCM】ウルトラマンの涙!?『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』2025年2月21日(金)全国ロードショー! » 動画の詳細
特撮ドラマ「ウルトラマンアーク」の劇場版『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』の完成披露舞台あいさつが3日、新宿ピカデリーで行われ、メインキャストの戸塚有輝、金田昇、水谷果穂、西興一朗、邪悪怪人・レポ星人の声を担当した水野美紀、監督の辻本貴則、司会進行のアキラ100%が出席。同作の最新予告映像で、ウルトラマンアークが七色の涙を流すシーンが初公開され、辻本監督が狙いを明かす一幕があった。
【動画】ウルトラマン、史上初の涙…『ウルトラマンアーク THE MOVIE』最新予告
劇場版では、怪獣防災科学調査所「SKIP」の調査員で、ウルトラマンアークに変身して怪獣と戦う飛世ユウマ(戸塚)の前に、宇宙賢者を名乗る男・サスカル(竹中直人)が出現。時空をゆがめられた超次元の中で、大怪獣や邪悪な宇宙人、そして黒いアークの姿をした謎の巨人・ギルアークとのバトルが繰り広げられる。
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テレビシリーズ最終話(第25話)「走れ、ユウマ!」が1月18日に放送されたばかりということで、戸塚は「まずはテレビシリーズも25話。本当に何事もなく駆け抜けていけたことを感謝しています。今は一刻も早くこの映画をお届けしたいという気持ちでいっぱいです」と晴れやかな表情。金田も「ユウマ(戸塚)が言った通り、25話を観ていただいてありがとうございましたという気持ちと、ついにこの映画が公開されるんだという気持ちも混ざっている状態なんですが、でもやっぱり早く観てほしいなという気持ちが勝っております」とコメント。
さらに水谷が、「わたしも映画が公開されてしまったら、もう終わってしまうんだという寂しさがあるんですが、絶対に観ていただいた方に楽しんでもらえる映画になったと思うので、これから公開されてからの反応が楽しみです」と語ると、西も「テレビシリーズが終わった時は、ちょっと寂しくなっちゃって。次回作は『帰ってきたウルトラマンアーク』をやればいいのにと思っていたんですが、僕の中では今、劇場版が心の支えで生きています」とそれぞれに現在の思いを語った。
劇場版には、時空を越えて旅をする謎の宇宙賢者・サスカル役として竹中がゲスト出演している。竹中との共演シーンを振り返った戸塚は、「僕は竹中さんと一緒にお芝居をするシーンが多かったので、竹中さんとの時間は思い出に残っています。飛世ユウマという役は、この3人(金田、水谷、西)に比べてフィクションの強度が強いのですが、サスカルさんも宇宙人。そういう方とお話をするというのは、テレビシーンではあまりなかったので、そこは印象に残っていますし、観てもらいたいポイントです」と呼びかける。
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また最新予告映像では、ウルトラマンアークが七色の涙を流すシーンが収録されている。ウルトラマンが涙を流すのはシリーズ史上初のこととなるが、辻本監督は「そこはネタバレするのかと思いました」と笑い、「台本を進めていく中で、この流れなら泣くよねという感じで。何かスペシャルな感じで涙したというわけではなかった。でもよくよくふたを開けたら、ウルトラマンが初めて泣いたということだったので。円谷さんがよく通してくれたなと思いました」と製作秘話を明かした。
そして最後に「この映画は、今まで『アーク』を応援してくださった方なら誰でも楽しめる内容となっていると思います」と切り出した戸塚は、「バラエティーに富んだ内容になっていて、これを観て『ウルトラマンアーク』をもう一回観たくなるような映画なので、ぜひ劇場で観てください!」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』は2月21日に全国公開
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