高田川審判部長「優勝決定戦のような相撲を」横綱豊昇龍に前に出る正攻法の相撲を期待(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

春場所での新十両昇進が決まり会見する大辻の師匠の高田川親方(撮影・小沢裕)

日本相撲協会の高田川審判部長(57=元関脇安芸乃島)が、正式に昇進が決定した横綱豊昇龍(25=立浪)への大きな期待を口にした。29日、東京・両国国技館で行われた弟子の幕下大辻の新十両会見に同席。その後「先場所、今場所と真っ向勝負、力で相手をねじ伏せる相撲を、この(初場所の)優勝決定戦のような相撲を取ってもらいたい。強かったですよね」と、特に最近2場所の成長ぶりが目を見張ると説明した。 さらに「この2場所、どんどん前に出ていますよね。今場所も何番か負けましたけど、前に出ている結果。そこを修正していけば、来場所は全然変わってくるのでは。いろいろ器用なことができるんですけど、どんどん前に出て強い相撲を取ってもらいたいですね」と続けた。墓穴を掘ることもあった、苦し紛れの投げに頼ることなく、前に出る正攻法の相撲を期待した。 初場所中に引退した照ノ富士と入れ替わる形で昇進し、最初から一人横綱の重責を担うことになる。その点について同部長は「今度は本当に、追われる立場になる。今の大関も黙っていないでしょうから。三役、幕内の力士も『次はオレだ』という気持ちが芽生えてくるので、なかなか大変になると思う。どんどん稽古を積んで、上がってくる力士が増えてくれれば」と、相乗効果による土俵の充実を予感していた。 初場所千秋楽に、審判部で話し合った高田川部長が、横綱昇進をはかる臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、了承された。それを受けて、この日の番付編成会議、臨時理事会を経て「第74代横綱豊昇龍」が誕生した。

日刊スポーツ

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