道路陥没、下水管破損が原因か 埼玉12市町は「下水道使用抑えて」(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

道路が陥没し、車が落下した現場=2025年1月28日午後3時1分、埼玉県八潮市、朝日新聞社ヘリから、上田幸一撮影

埼玉県八潮市中心部の道路が陥没し、トラックが転落した事故について、埼玉県の大野元裕知事は28日の定例会見で、「下水道管の破損に起因すると思われる」と述べた。現場の地中を通る下水道管はふさがっている可能性が高く、県はこの下水道管に汚水を排出している県東部の12市町に対し下水道の使用制限を通知。この地域の約120万人に対し、下水道の使用を抑えるよう呼びかけている。 【動画】陥没した現場で、救助が行われる様子 対象の12市町は、さいたま市岩槻区、川口市の一部(国道122号線の東側)、春日部市、草加市、越谷市、八潮市、蓮田市、幸手市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町。 県下水道事業課によると、この下水道管には12市町の下水が流れており、同県三郷市の下水処理場「中川水循環センター」に通じている。県は28日午前10時すぎ、下水道法に基づき、12市町に下水使用制限を通知。同課によると、水道自体は使用できるが、排出される下水の量が多ければ、下水道管に滞留してあふれる恐れもあるという。 県は、下水道の使用について、トイレを流すなどの制限はないが、洗濯の回数を減らしたり、風呂で使う水量を少なくしたりするよう訴えている。「最低限の使い方にしてほしい」(下水道事業課)としており、シャワーを流しっぱなしにしない、お風呂の残り湯は流さない、などの対応を促している。 陥没現場の下水道管は直径3~4・75メートルでコンクリート製。1983年から使われている。埼玉県は5年ごとに下水道管の調査をしており、2021年の調査時は、管の状態を示すA~Cの3ランクの2番目で、「ただちに工事が必要な状況ではない」との判断だった。一方で、陥没現場から500メートル上流の地点では、20年の調査で最も状態が悪いAランクだったという。(中村瞬、伊藤悟)

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