米首都近郊の旅客機墜落、元フィギュア世界王者ら搭乗 ロシア大統領府発表 | ロイター

[モスクワ 30日 ロイター] – ロシア大統領府は30日、29日に米首都ワシントン近郊のレーガン・ナショナル空港近くで米軍ヘリコプターと空中衝突しポトマック川に墜落したアメリカン航空の旅客機に、フィギュアスケート・ペアの元世界チャンピオンらロシアのスケート選手が搭乗していたと明らかにした。 もっと見る

搭乗していたのは1994年の世界選手権のペアで優勝したエフゲーニヤ・シシコワさんとバディム・ナウモフさんら。

ペスコフ大統領報道官は会見で、墜落事故で命を落としたロシア国民の遺族に哀悼の意を示した上で、シシコワさんとナウモフさんが搭乗していたという悲しいニュースが確認されたようだと述べた。

ロシアのフィギュアスケート連盟も、墜落事故で愛する人を失った人々に哀悼の意を表した。

シシコワさんとナウモフさんは結婚し、少なくとも1998年以降は米国に在住し若手の育成にあたっていたとされる。

事故機が発ったカンザス州ウィチタでは20─26日にフィギュアスケート全米選手権が開催されていた。2人は全米選手権を終えて、若手選手らとともに戻るところだったという。ロシアメディア、マッシュは、事故機に搭乗していたとみられるスケート選手13人の名簿を公表した。多くはロシアから米国に移住した子どもという。

国営タスなどのロシア通信社は、選手権のシングル部門に出場した息子のマキシム・ナウモフ選手も搭乗していた可能性があると伝えた。しかしデイリーメールによると、同じく出場したアントン・スピリドノフ選手がナウモフ選手が2日前に飛行機で帰るのを見たと語ったという。

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