橋本環奈
NHK連続テレビ小説「おむすび」の第18週「おむすび、管理栄養士になる」(第86~90回)の予告が31日、放送され、ヒロイン米田結(橋本環奈)の「登場」に、視聴者が盛り上がった。今作では、第16・17週とヒロイン不在で物語が進行。結の出番はごくわずかで、サブキャラクター中心のストーリーが展開されていた。
平成元年生まれのヒロインが栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当している。
結の知人、相原三花(松井玲奈)が営む古着店に泥棒が入り、借金を抱えた三花は閉店を決意。結の姉で三花の友人でもある歩(仲里依紗)の発案で閉店セールが行われることになり、三花のギャル仲間が集まるなか、神戸の「さくら通り商店街」で靴屋を営む渡辺孝雄(緒形直人)のカスタム靴が話題になった。孝雄の靴は人気で、東京の靴メーカーとコラボレーションする話まで出ていた。ある日、その孝雄が自宅兼店舗で脳震とうを起こし、病院に担ぎ込まれた。阪神大震災後も修繕していなかった家は老朽化が進行。結の父、聖人(北村有起哉)は建て直しを勧めたが、孝雄は震災で亡くなった娘の真紀(大島美優)の思い出が刻まれた家を壊してしまったら、真紀を思い出せなくなると拒んだ。
商店街では、大型ショッピングセンターの建設計画が進行。そんななか、パン屋の娘の佐久間菜摘(田畑志真)が各飲食店で名物メニューを作り、ネットで拡散させて集客してはと提案した。
名物メニューの販売が始まって1週間が経ったが、商品はまったく売れず。閉店セールをしていた三花の店も客足が止まった。三花はセール終了を決断しかけるが、そこに神戸に滞在中のスナック「ひみこ」のママ、ひみこ(池畑慎之介)が登場。絶妙なヒントで母、愛子(麻生久美子)のブログに全国の読者がついていることを思い出した歩は、ギャル風に着飾ったひみこの写真をSNSに投稿した。この宣伝はギャル仲間の協力で一気に拡散。狙いどおり客足が戻り、商店街にも応用されると、こちらにも来客が増え始めた。その後、三花の店には全国から注文のメールが届くようになり、三花はネット販売を中心にした店として販売を続けると宣言した。