ドジャースの大谷翔平投手(30)と山本由伸投手(26)が佐々木朗希投手(23)の勧誘に大きな役割を果たしていたことが分かった。ロサンゼルス・タイムズ紙が22日(日本時間23日)に「ショウヘイとヨシはとても協力的で、とても影響力があり、彼と個人的なレベルで関わっていた」と題し、関係者の話から佐々木がドジャースと契約するにあたり、大谷と山本らドジャースナインらがどのようなアプローチを行っていたかを紹介したのだ。 【写真】佐々木朗希、緊張のドジャース入団会見 同紙によれば、大谷と山本は12月に佐々木とロサンゼルス市内のレストランで食事をしたという。プライベートな会食のため、詳細は明らかになっていないが、大谷と山本の言葉が佐々木の抱いていた不安や疑問を解消したのは間違いない。 ドジャー・スタジアムが改修工事のため、14日(同15日)に共同オーナーのピーター・グーバー氏の自宅で行われた最終面談では、すし職人がすしを握ってもてなしただけではなく、大谷、ベッツ、フリーマン、スミス、エドマンらも同席し、佐々木に熱意を伝えたという。 内部事情を知る関係者はその時の様子をこう明かした。「選手らは皆、彼(佐々木)がチームに加わることをどれほど楽しみにしているかを彼に知ってほしく、そのメッセージを(直接)聞いてもらいたかった。選手たちがそれほど気にかけていることは、彼にとって意味のあることだったと思う。彼は自分がどう受け入れられるか心配する必要がない。彼は素晴らしい形で受け入れられる。彼らは皆、彼がここにいることを望んでいた」 正捕手のスミスが、ドジャースの試合計画のプロセスや投手らとの信頼関係の築き方について語れば、ベッツは立ち上がって10分近くスピーチをしたことなどを紹介。山本ら出席できなかった選手らはそれぞれビデオ出演と、実にロースターに載っている選手の約4分の3が佐々木に熱いメッセージを送ったという。 球団幹部から説明された育成方針や環境面なども納得するものだったろうが、選手の熱いラブコールも決め手になったのだろう。 この日、入団会見で決意を表明した佐々木。世界一の投手へ踏み出した。
東スポWEB
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