大相撲初場所は千秋楽を迎え、2敗で単独トップの金峰山は3敗で追う王鵬との一番に勝てば初優勝が決まります。
初場所は14日目を終えて2敗の金峰山がトップで、星の差1つの3敗で大関 豊昇龍と王鵬が追う展開となっています。千秋楽の26日、金峰山は優勝を争う王鵬との直接対決に臨みます。金峰山が勝てばその時点で優勝が決まり、敗れれば金峰山と王鵬、それに豊昇龍の最大3人での優勝決定戦の可能性があります。金峰山としてはここまで大関2人を破っている圧力で立ち合いから突き放していき、のど輪も交えながら一気に攻めていきたいところです。対する王鵬は圧力負けすることなく伸びのある突き押しで休まず攻め続け、優勝決定戦まで持ち込みたいところです。もう1人の3敗、豊昇龍は過去12勝7敗と勝ち越している大関 琴櫻と対戦します。豊昇龍は自力での優勝の可能性はないものの、優勝するためには勝利が絶対条件です。豊昇龍は、立ち合いからの圧力で突き放していき、そのまままわしを取って一気に寄っていきたいところです。
対する琴櫻は今場所5勝9敗とすでに負け越しが決まっていますが、千秋楽結びの大関どうしの対戦で気力のこもった相撲を見せることが求められます。
