墜落の旅客機、フィギュアスケートの指導者や10代選手ら14人が搭乗…「言い表せない悲劇」

【ニューヨーク=山本貴徳】AP通信によると、米ワシントン近郊での旅客機と米軍ヘリの衝突事故では、カンザス州での強化合宿から戻るところだったフィギュアスケート関係者14人が旅客機に搭乗していた。米国フィギュアスケート協会は30日、「言い表せない悲劇に打ちのめされている」とする声明を出した。

旅客機に搭乗していたワジム・ナウモフさん(左)とエフゲニア・シシコワさん夫妻=AP

乗客には、1994年の世界選手権ペアで優勝し、米国に移住してマサチューセッツ州ボストン近郊の名門クラブで指導にあたっていたロシアのワジム・ナウモフさんとエフゲニア・シシコワさん夫妻や、10代の有力選手らが含まれていた。14人のうち6人が同クラブの関係者だった。

事故に嘆くナンシー・ケリガンさん=AP

94年リレハンメル五輪で銀メダルを獲得したナンシー・ケリガンさんも同クラブの出身で、CNNなどの取材に「どう受け止めたらいいのか分からない」と涙ながらに語った。

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