レアル・マドリー戦で途中出場…MF川村拓夢「僕のサッカー人生の中で大きな経験」「レアルの縦の速さはすごい。隙を見せたら一瞬でやられますね」(GOAL) – Yahoo!ニュース

川村拓夢(C)Getty Images

23日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節で、レアル・マドリーと対戦して1-5で敗れたザルツブルク。この試合では日本代表MF川村拓夢が終盤からピッチに立っている。 フットボール界を代表するクラブ、レアル・マドリー。彼らの本拠地サンティアゴ・ベルナベウのピッチで、また新たな日本人選手がプレーした。ザルツブルクのトーマス・レッシュ監督はこの試合の82分、3〜4枚目の交代カードで、川村をピッチに立たせている。 前サンフレッチェ広島MFは5-4-1の左サイドハーフを務めたが、決して簡単な状況ではなかった。ザルツブルクはその時点でFWロドリゴ(2得点)、FWキリアン・エンバペ、FWヴィニシウス・ジュニオール(2得点)のゴールにより0-5のビハインドを負っており、CL敗退はすでに決定的となっていた。それでもマドリーは攻勢を緩めず、疲労と失望により防戦一方となっていたザルツブルクの中で、川村は存在感を発揮できなかった。 しかしながら選手本人は、昨季CL王者との対戦に大きな意義を感じ取ったようだ。試合後、ミックスゾーンに姿を表した川村は、爽やかな笑みを浮かべながら次のように話している。 「時間的には10分くらいでしたけど、本当にトップトップのチームとの試合を体感できたことは、これからの僕のサッカー人生においてすごく大きなものになります。この10分を単なる負けで終わらせたくはないですね」 「レアルのスタジアムの感想? すごいですね、やっぱり。スタジアムの雰囲気もそうですし、観客含めて、海外のサッカー文化はやっぱり違うなと感じましたね」 昨夏に心のクラブである広島を離れてザルツブルクに加わった川村は、欧州フットボールの際たる特徴として“縦の速さ”を挙げる。その中でもヴィニシウスやエンバペがいるレアル・マドリーの速さは、格別だったようだ。 「当たり前ですけど、隙を見せたら一瞬でやられますね。海外に来てから、縦に速いというのは感じていましけど、その中でもレアルはもっと速いと思いましたね」 「印象に残った選手? 守備に追われる時間も長かったので、なかなかちゃんとしたマッチアップはできなかったですけど、右サイドバックの若い選手(DFラウール・アセンシオ)とかは体幹とか確かな強さを感じましたね」 川村はまた、昨年12月に解任されたペピン・リンダース監督(リヴァプール前監督ユルゲン・クロップ氏の元助監督)に代わってチームを率いる、ドイツ人指揮官レッシュ監督にも言及。チーム内で使われる言語が英語からドイツ語に変わって戸惑いもあるようだが、新指揮官に求められていることはしっかり自覚しているようだ。 「まあ監督が代わり、チームの言葉も英語からドイツ語に変わってしまって……。正直、何言っているか分からないですけど、何とか聞くようにしています。通訳とかはいないのか? 英語に訳してもらう形で今はやっていますね。喋るのは無理ですが、聞けば分かるようにはなってきましたね」 「監督が求めていることは理解しています。とにかく走り回って、ボールを拾って……というところで、もっともっとそれを出していきたいなとは思っています」 昨年7月に左膝内側靭帯を断裂し、先に復帰したばかりの川村。日本の未来を背負う可能性もささやかれる大型ボランチは、ここから巻き返しを図り、欧州で過ごす日々を確かな糧にすることを誓っている。 「(今季は)あと5カ月もないので、しっかりやっていきたいです。監督は日本人ぽいところがあって、しっかり練習もやって、僕のことをよく見てくれています」 「その中で、とことん自分の良さやエゴを出していけたらと思いますね」

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