SAINT(左)に判定勝利する金田一孝介(撮影・横山健太)
<BreakingDown(ブレイキングダウン):14・5大会>◇25日◇東京都内
第8〜12試合でBDとDEEPの対抗戦が行われた(対抗戦だけ1分3R)。
2勝2敗で迎えた“大将戦”で元パンクラス・ライト級1位の金田一孝介(BD)と、RIZIN出場経験もあるSAINT(DEEP)が対戦。金田一が判定3−0で勝利し、BDが3勝2敗でプロ軍団のDEEPを上回った。
試合前「イージーだ。クイックファイトになるよ」と豪語していたSAINTは1Rこそ押し気味に試合を進めたが、2R以降に失速。スピードに勝る金田一が的確にパンチを当てて勝利した。
試合後のマイクで、観客席から「孝介、面白いこと言えよ!」と言われた金田一は「えーと、職業は探偵です、金田一孝介です」とあいさつ。「ちょっといろんな事情があって、今までの試合で1番体力がきつくて。本当に酸欠と筋肉が限界で。最後、皆さんの『孝介』とか『金田一、行け!』って声で前に出れて。でもブレイキングダウン勝ったぞ〜! 3勝2敗だけど、俺らの勝ちだ!」と絶叫した。
金田一は続けて、解説席に座っていたDEEP佐伯繁代表の方を見て「第2回もありますよね、プロ対抗戦」とアピール。するとBDの朝倉未来CEOもニヤリとしながら、同代表に向けて「悔しいでしょ。いつでも待ってますよ」と話した。
金田一は最後に「僕、77キロまで落ちるんで。DEEPの77からヘビーの選手、金田一黙っとけっていう選手、ぜひまたブレイキングダウンに対抗戦に来てください」と呼びかけた。
〈BD14・5途中経過〉
▼第1試合 −70キロMMA
○カンジ (判定2−1) ×マゾくん
▼第2試合 −68キロキックボクシング
○虎之介 (KO) ×井上力斗
▼第3試合 BreakingSLAP(先攻坂前)
○ぷーちん (判定3−0) ×坂前由基
▼第4試合 BreakingSLAP(先攻シェンロン)
○レオ (KO、3発目) ×シェンロン
▼第5試合 BreakingSLAP(先攻誠)
○誠 (判定3−0) ×ダイスケ
▼第6試合 −75キロベアナックルキックボクシング
○しょーた (KO) ×しょーや
▼第7試合 −63キロMMA
○足ポキニキ (延長判定3−0) ×DAX
▼第8試合(BD対DEEP対抗戦)−63キロキックボクシング1分3R
○よーでぃー(BD) (判定3−0) ×伊澤風我(DEEP)
▼第9試合 (BD対DEEP対抗戦)−58キロキックボクシング1分3R
○RYOGA(DEEP) (判定3−0) ×龍志(BD)
▼第10試合 (BD対DEEP対抗戦)−58キロキックボクシング1分3R
○加藤瑠偉(DEEP) (2RKO) ×関谷勇次郎(BD)
▼第11試合 (BD対DEEP対抗戦)−63キロキックボクシング1分3R
○咲季(BD) (判定3−0) ×清太郎(DEEP)
▼第12試合 (BD対DEEP対抗戦)−95キロキックボクシング1分3R
○金田一孝介(BD) (判定3−0) ×SAINT(DEEP)