前日計量をパスし、ポーズを決める井上尚弥(撮影・佐藤徳昭)
プロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級(リミット55・3キロ)タイトルマッチが24日、東京・有明アリーナで行われる。統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、WBO11位の金芸俊(32)=韓国=の代役挑戦を受ける。
【4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチのルールなど】
★レフェリー、ジャッジ レフェリーはマーク・ネルソン氏(米国、IBF)。ジャッジはティモシー・チータム(米国、WBC)、ホセ・マンスール(メキシコ、WBA)、フェレンツ・ブダイ(ハンガリー、WBO)の3氏。
★主なルール 採点は10点方式。1ラウンドに何度ダウンしても深刻なダメージがなければ継続されるフリーノックダウン制。4回終了までの偶然のバッティングで試合続行不可能となった場合は無効試合。4回が終了すれば負傷判定となる。途中採点は公開しない。インスタントリプレールールは採用しない。ドーピング検査は試合後で、VADA(ボランティアのアンチ・ドーピング協会)が採用される。
★グローブ 井上は白と赤のウイニング製8オンス、金芸俊は青のウイニング製8オンス。
興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で午後3時20分から独占無料生配信される。プロ戦績は井上が28戦28勝(25KO)、金芸俊が25戦21勝(13KO)2敗2分け。(尾﨑陽介)