昨年末から芸能関係者のX子さんとの間で「9000万円女性トラブル」が報じられている元SMAPの中居正広(52)。
中居正広 ©時事通信社
このトラブルにはフジテレビ編成部長のA氏の関与も疑われているが、「週刊文春」取材班は女性アナウンサーが日常的に“接待要員”として動員されている実態をつかんだ。
直撃を受けるフジテレビ編成部長のA氏 ©文藝春秋
フジ幹部と大物経営者の資料を入手
取材班が入手したA4用紙2枚には「井澤社長・周防社長の大忘年会」という文字がある。「井澤社長」とはイザワオフィス現会長の井澤健氏のこと。「周防社長」とはバーニングプロダクションの創業者・周防郁雄氏である。2人とも芸能界に大きな影響力を持つことで知られる大物経営者だ。
2019年12月26日、東京・赤坂の高級日本料理屋「古母里」で宴は開かれた。
Page 2
取材班が入手した「席次案」によると、6つのテーブルには井澤氏、周防氏の他、いわゆる「バーニング系」と呼ばれる4人の芸能事務所社長が居並び、また亀山千広氏(BSフジ代表取締役社長)、港浩一氏(当時、共同テレビジョン社長)をはじめ、編成担当役員や制作センター制作局長など、現在のフジの幹部らの名前が記されている。
フジテレビ ©時事通信社
男性陣は幹部ばかり
この忘年会が一般的なイメージと乖離していることは、この「席次案」から見て取れる。井澤氏の隣にはYアナウンサー、周防氏のテーブルには「(女性アナ)」という記載があり、さらに「アナウンス室メンバー調整中」と記されているのだ。
「当時20代だったYアナやZアナが接待要員として動員されていました。男性陣は幹部ばかりで彼らに言われれば断れない。港社長は、こうした女性アナ接待の常習者。そのため、彼は自身のDNAを受け継ぎ、みずから編成部長に抜擢したA氏を処分することができないのです」(元フジ幹部)
フジテレビの港浩一社長 ©時事通信社
1月15日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月16日(木)の「週刊文春」では「中居正広SEXスキャンダル追及第3弾」を5ページにわたって掲載する。そこでは上記の「席次案」や「出席者名簿」を公開。またフジテレビアナウンサーの証言をもとに中居や参加したタレントの行状や、A氏や港浩一社長によって長年培われてきたフジの“上納文化”について報じている。
その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。
Page 3
- なぜ“怪物”ドナルド・トランプは生まれたのか? 気弱で繊細な若き実業家を大統領に導いたひとりの弁護士
- 「たとえ受験のような“一発勝負”だったとしても…」フリーアナウンサー・木佐彩子(53)が“子ども自身に任せる”子育てに込めた想い
- 「ひと口飲んだら、みるみる髪の毛が生えてくる…そんな魔法の薬はありません」 AGA治療においていちばん大切なポイントは?
- 注目の「ヘルメット療法」も…“ぜっぺき頭”の赤ちゃんの頭の形改善は「生後3ヶ月スタート」がいい理由
- 100万人に3.6人の希少な疾患、「日常生活に影響を及ぼす」病気「PNH」をご存じですか?多様な症状やそのメカニズムがわかってきています。
- 「鉄道を中心としたモビリティが一軸、そしてもう一つの軸は…」JR東日本が「東京・高輪」での一大プロジェクトに込めた思いとは
- 新春企画「建設業の将来構想 in 愛知」芝浦工業大学 教授 蟹澤氏、太啓建設 春山氏、匠総合法律事務所 秋野氏登壇
- 「2025年の経営課題 総点検」『経営戦略全史』著者 三谷 宏治氏、UーNEXT HOLDINGS 社長 宇野 康秀氏、慶應義塾大学 名誉教授 竹中 平蔵氏登壇
- 今こそ知りたい信頼の医療・健康情報 文春ムック「スーパードクターに教わる最善予防と最新治療2025」より
- 「出てきたハイボールはびっくりするほど…」作家・角田光代さんが綴る“忘れられない酒場の記憶”《書き下ろしエッセイ》
- 「座敷席で大鍋のちゃんこを囲んで…」小説家・羽田圭介さんが綴る“忘れられない酒場の記憶”《書き下ろしエッセイ》