去年12月、川崎市の小学校でプールの注水を止め忘れ、2日間出しぱなしだったことが分かりました。およそ50万円の損害が出ましたが、市教委は損害賠償請求を行わないとしています。 去年12月、川崎市川崎区の市立大島小学校で、教頭が消防用の貯水のためにプールに注水していましたが、止め忘れてそのまま帰宅しました。 水は、翌日まで出しっぱなしになり、訪れた市民が気がついて学校に連絡し、止まりました。 流出した水は、プールおよそ1.7杯分に当たるといいます。 損害金額はおよそ50万円にのぼりますが、市教委は教頭に損害賠償請求を行わないとしています。 プールの流出をめぐり、2023年、市内の別の小学校で6日間にわたり水を出し続け、市教委は止め忘れた職員に、損害額の半分にあたる95万円ほどを請求していました。 一方、今回の流出について、市教委は、「過失の内容や指示の有無などを総合的に判断し、損害賠償請求は行わない」としています。 そのうえで、「おととしの事故を受けて再発防止に努めてきたが、あらためて対策を講じ市民の信頼回復に努める」としています。
tvkニュース(テレビ神奈川)
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