「ツイン・ピークス」のデビッド・リンチ監督死去 鮮烈な映像と謎めいた作品に高い評価(ロイター) – Yahoo!ニュース

米映画監督で作家、アーティストのデビッド・リンチさんが亡くなったと家族が発表した。78歳だった。 リンチさんは、人気テレビシリーズ「ツイン・ピークス」の共同制作者として知られているほか、映画「エレファント・マン」「ブルーベルベット」などで監督を務めた。映画「マルホランド・ドライブ」は、英BBCが16年に行った世界の批評家による投票で当時21世紀最高の作品と評価された。これら3作品がアカデミー賞で監督賞にノミネートされた。 リンチさんは視覚的に強い印象を与えるスタイルで知られる。夢のシーンや奇怪な映像が満載で、不穏で謎めいた作品が多かった。 またシュールレアリズムの巨匠であり、同世代で最も革新的な映画製作者の1人とされた。生涯の功績により2019年にアカデミー名誉賞を受賞した。 その独特な製作スタイルは「リンチアン」とも呼ばれ、「バニティ・フェア」誌はそれを「奇妙で、不気味で、ゆっくり」と表した。 リンチさんは、2018年にガーディアン紙のインタビューで次のように語った。「映画や絵画はそれぞれ独自の言語であり、同じことを言葉で表現しようとするのは正しくない。言葉はそこに存在しない」 リンチさんは4回結婚し、4人の父親となった。 死因は公表されていない。リンチさんは2024年8月、長年の喫煙が原因で肺気腫と診断されたことを公表した。 リンチさんのフェイスブックページに掲載した声明文で、家族は次のように綴っている。 「彼がいなくなって、世界には大きな穴が開いてしまった。しかし彼がよく言っていたように『穴ではなくドーナツに目を向けてほしい』」

ロイター

*******

****************************************************************************

*******

****************************************************************************

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *